ロシアの女の子の生活 ★共産主義国 ★生活レベル ★家族、家庭 ★夫婦関係

★共産主義国
 ちょっと退屈かもしれませんがロシアの女の子を理解するために絶対に触れておかなくてはならないことがあります。
 ロシアはもともと共産主義の国(ソビエト連邦)でした。難しい話は省きますが共産主義の国は余程のエリートではない限り全ての人が平等なのです。そこには基本的に競争がありませんでした。ノルマ(最低限やらなくてはならない仕事量)さえ果たしていれば生活は保障されたのです。
 ロシアンパブの多くの女の子達が「今より昔の方が生活が豊かだった」と言いますが、その子やその子の親達は本当の意味での自由主義を理解していません。自由主義は単純に言えば安くてよい物を作る競争社会なのです。しかし、多くのロシア人が自由主義になった今でも仕事をするにあたってやれといわれたことはやっているのだから誰にも文句を言われる必要はない、と思っています。つまり知らず知らずのうちに一部の目先の聞く人たちを除いたほとんどのロシア人達が、今までと同じように仕事をしているにもかかわらず収入を減らしてしまったのです。
 つまり自由主義社会になった瞬間からロシアは勝ち組と負け組みに分かれ、貧富の差が広がってしまいました。
 日本に来ている女の子達がそういう競争に負けて、生活のために仕方なく日本に来たと言いたいわけではありません。
 そうではなく、彼女達は日本での仕事でも同じ感覚を捨てきれないということを言いたいのです。つまり言われたことさえやっていれば文句を言われるはずがない、と思って仕事をしています。一見無愛想に見えるのはそのせいです。極端に言えば、自分の仕事は水割りを作ることと煙草に火をつけることだけだと思っていると言ってもいいでしょう。そもそもサービスという概念自体彼女達は日本に来るまで知りませんでした。
 ロシアの女の子と付き合うのに、そのことは絶対に理解しておく必要があります。
★生活レベル
 多くの人はロシアンパブの女の子達は本国では貧乏で、生活に困って仕方なく日本に出てきたと思い込んでいます。しかし、それは間違いです。
 実際はどちらかと言うと恵まれた環境にいた女の子が多いようです。その点では貧困の極みで親類縁者全員の生活を担って日本に来るフィリッピンパブの女の子とは全く違います。
 大学を卒業して大学院に進むための資金が必要でとか、全く違う国を見てみたかったとか、未婚の母だが子どもの教育にまとまった資金が欲しかったとか軽い理由が大半を占めます。中には本国にいても特にやることがなかったからなどという子もいたほどです。日本人のキャバクラ勤めの女の子のほうがよっぽど訳ありだということもできるでしょう。
 よって教育レベルも高く、歴史、文学にも明るく、ほとんどの子が日常会話程度の英語を話します。
 ロシアと比較して、ルーマニア、ウクライナ、ベラルーシュの女の子達の生活レベルは多少劣るようですが、大きな違いはありません。(MM050310)
 少なくとも両親や兄弟や親戚のためではなく、稼いだ金は全て自分と自分の子どものために使います。
 ちなみに私が最も親しくしていた女の子は父親が建築関係の技師、母親が医者、弟がコンピュータープログラマー、本人は新体操の先生でした。豊かになったとは言ってもパソコンの普及率はまだ低く、そういう状況下、私からのメールがちゃんと届いたので彼女の話に嘘はないと思います。
★家族、家庭
 家族や家庭に関するものの考え方は日本人よりアメリカ人に近いように見受けられます。親子や兄弟は強い絆や愛情で結ばれてはいますが、それぞれが個人として独立し、互いに干渉はしません。一定の年齢に達したら親といえども子どもの相談にのることはあっても、説教をしたりはしないのです。そういう意味では家族というより友人に近いような関係であるといえるかもしれません。
 よって日本に働きに出ることはもちろん、そこで彼氏を作ったり、その彼氏がモスクワに遊びに来るような事があったとしても、家族はその事実をそのまま受け入れます。批判も肯定もしません。
 私も何度かモスクワに電話を入れたことがあり、母親や弟がその電話を受けたこともありましたが、ごく普通に取り次いでくれました。
★夫婦関係
 ロシアではソビエト連邦のころからほぼ全ての家で夫婦共働きでした。夫より妻の収入の方が多いなどという家も半数まではいかないにせよ、全く珍しいことではありませんでした。それは現在も続いています。
 よって夫婦の関係は基本的に平等です。少なくとも妻が夫を立てるなどということは全くありません。それどころか、どちらかというと奥さんのほうが強い夫婦が多いように見受けられます。ロシアの男性は他のヨーロッパの男性と同じようにレストランや酒場に入り浸る傾向にあり、そこに居合わせた女性にちょっかいを出すからです。つまりもともと女性が強いというわけではなく、結果として女性に頭が上がらなくなってしまうのです。この話は複数の女の子に聞いた話で、しかもそれを他の女の子に確かめると顔をしかめ、悲しそうな表情で首を振りながら「ダー」(イエス)と答えるので本当だと思います。
 ついでに言いますとロシアの男性は大量のウォッカを毎日のように飲んでアル中だらけのようなイメージがありますが、実際はそうでもないようです。そういう人もいるが多くはないと、これも多くの女の子がそう言っていました。私を始めとした日本の男性の方がよっぽど飲んべいだそうです。

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